10月も中旬となり、そろそろススキが出揃い始めたという噂を聞き、
秋の風が心地よくなってきた車山高原へハイキングに出かけました。
7:20車山肩 - 8:00~8:50車山山頂 - 9:05車山乗越 - 9:30~10:10蝶々深山
- 10:40車山肩

7月のニッコウキスゲに続き、今年2度目の車山高原。
朝5時半。すでに車山肩側の駐車場は8割程度埋まってます。

車山高原へハイキングに出かけた日、空はすっかり晴れていたものの、昨日までの雨の余韻があちこちに残っていました。
本来なら銀色に輝くはずのススキも、雨に打たれて茶色く湿り、まるで季節の終わりを告げるかのような姿に。風に揺れるたび、しっとりとした穂が静かに音を立て、どこか物悲しい雰囲気を漂わせていました。

早朝のコロボックルヒュッテもひっそりとしています。

とりあえず、霧の晴れない登山道を山頂目指して登ります。


少し歩くうち、霧が徐々に晴れはじめ、ところどころに日の光が差し込んできました。

朝8時、人もまばらな霧の中の山頂に到着。


軽めの朝食をとりながら霧がとれることを待ちます。
白く包まれていた空気が少しずつ動きはじめ、視界へ柔らかな光が差し込んできます。霧が晴れていく瞬間の、あの静かな高揚感は、何度味わっても良いものですね。

景色も開けてきたので蝶々深山に移動します。
登山道を歩き始めると、車山の麓に広がる木々がほんのりと色づきはじめていました。

登山道を進むと、正面に蝶々深山の穏やかな稜線が広がります。
さほどの高低差はないものの、そのなだらかな山容と、周囲の草原との調和が心地よく、最近のお気に入りの眺めです。

雲間から日の光が差し込みはじめ、しっとりと湿っていたススキの穂が、ようやく風になびき始めます。

蝶々深山の山頂に到着。


山頂からの霧が抜け切れていない八島湿原の眺め。

晴れ間の先に広がる、物見岩と山彦谷の風景



今回の蝶々深山の散策は、まさに季節の変わり目を感じるひとときでした。
高原の空気はひんやりと澄み、木々は少しずつ色づきはじめ、ススキの穂も風に揺れて秋の気配を漂わせています。
霧に包まれた登山道を歩きながら、時折差し込む陽の光に季節の移ろいを感じ、穏やかな風景が迎えてくれました。
これから本格的に秋が訪れる高原。そんな入り口に立ち会えたような、静かで豊かなの散策でした。
へばせば。

