久しぶりのトレッキングに出かけました。
行先は尾瀬。
約二十年振りの尾瀬へ二十数年振りの先輩山親父と共に。
二人の年齢を合わせると、なんと105歳のパーティです。
2012/05/03(木)
21:00出発
昔お世話になった、本家山親父をピックアップして関越高速で沼田を目指す。
明け方の3時半頃に大清水の駐車場に着き仮眠

2012/05/04(金)
7:00 大清水出発 - 8:00 三平橋 - 9:45 ~ 9:50 三平峠 - 10:15 ~10:30 尾瀬沼山荘
- 11:00 尾瀬沼ビジターセンター (テント泊)


天気のせいなのか、昔に比べて大清水はひっそりとしている。
雨の中の出発。


三平橋はまだ雪の中である。
ここから一旦林道を離れ三平峠方面へ上り出す。

再度林道へ出る直前に湧き水あり


r林道を越えて約30分登ると、三平峠への尾根筋に出る。


三平峠に到着。
尾根筋に出てからは、ちらほらと太陽が顔を出し始めた。

二十数年前と変わらない姿が懐かしく思える。

昔はこの時期でも沼は横断できたなぁ… 昔を懐かしがるのは初老の証??


お~ 長蔵小屋が見えてきた。更に、小屋の手前には水芭蕉が咲いていた。


左は昔ながらの長蔵小屋。
で、長蔵の斜めまえに立派な建物… これがビジターセンターですか。

センターのエントランスでしょうか、綺麗です。
立派です。
豪華です。
ここでビバークしてもいいのかな~


テントの受付は尾瀬沼ヒュッテとのことなので、ビジターセンター裏手のヒュッテに来た。
これまた!立派な建物で。
受付けは午後の1時からとの事なので、暫くボーとしていたところ霧雨が降って来た。
ビジターセンターの入り口に天気予報が掲示してあったが、今日の降水確率は50~60%
明日は90% ん!90%じゃと
ちょっとブルーが入った。



テントをちゃちゃっと張り、トイレへ… すごい、高速のサービスエリアよりも綺麗じゃないのか?
最近の山はなんかすごい!


そして宴会が始まった。
最近はほとんど飲まなくなった(飲めなくなった)が、
今日は久しぶりの山親父との再開でテンションがあがり
ついつい飲みすぎたようです。

これ、結構うまかった。
そしていつの間にか…

2012/05/05(土)
7:00 尾瀬沼ビジターセンター - 8:00 長英尾根分岐 -10:30 ミノブチ岳 - 11:15 ~ 12:00 燧ケ岳
- 14:00 見晴らし十字路分岐 - 15:45 白砂湿原 - 16:15 ~ 16:30 沼尻休憩所
- 17:40 ~ 18:00 尾瀬沼山荘 - 19:30 三平峠 - 21:30 大清水
5:30 起床
外はかなりガスり時たま霧雨状態。
やはり今日も天気は期待できないのか…
しかし、テント場では既に出発している登山者もいる。せっかくなので燧ケ岳を目指し行ける所まで行ってみることになった。
やはり山親父はとりあえず高い所に上りたがる習性があるようだ。
ちゃちゃっと朝食を摂り、霧雨の中テント撤収。

長英新道経由で燧ケ岳を目指す


長英新道の分岐。ここで少々工程会議あり…
やはりこんな天気でも登ってみたくなったので、更に森の中へ踏み込む。
周りに木があるため雨はあまり気にならない。

ガスも濃くなり、燧ケ岳を目指すが途中で撤退してきた登山者の方々とすれ違う。

ミノブチ岳の木道に到着。
このあたりは夏道が出ている。

ここで休憩。
と、ガスが吹き上がってきだした。正面には赤ナグレ岳が時おり見え隠れしている。
先輩山親父が、かなりわくわくしてきている。


燧ケ岳のピークの眺望も時間の問題だろう。


11時ちょい過ぎに燧ケ岳のピークに到着。




天気はすっかり回復し、尾瀬ヶ原 見晴らし方面への下りをチョイス!

しかし、2007年からは至仏山には通行規制が出来たらしい。
(20年以上行ってないので知らなかった
)

山の鼻から至仏山へは登りしか許されないようだ。
(森林限界までは両方向行けるらしい)
植生の荒廃や泥炭、土壌の流出に対する措置らしいが、この時期でもこのルールは有効なのだろうか?


天気はすっかり回復し、見晴らしとの分岐へ到着。
時間は14時をまわり、本日大清水まで下る予定なので、このルートをチョイスした事をちょっと後悔 



白砂湿原


沼尻休憩所からの燧ケ岳 本来は中央に見える沢筋(ナデツ窪)を下る予定だったが、
かなりの寄り道をしてしまった。
日も傾き始め、ここから大清水までがんばるしかない。
幸い尾瀬沼は雪のため所どこショートカットで歩けるが、バックリと雪が融け水を満々に覗かせている場所があるので注意が必要。

今日は、天気の回復や、ほぼ満月な月明かりもあり疲労感よりも満足感が大半を占めていた。

へばせば




