ふと週末の天気が久しぶりに良さそうなので、
紅葉を期待しつつ鳳凰三山へ行ってきた。
2012/10/12(金)
午後9:30
仕事を終え、急いで支度をして出発。
今回は久しぶりに縦走してみようと思い電車で甲府駅に向かった。
11/8までは午前4:00発の広河原行きのバスがあり、甲府駅前の6番バス乗り場で野宿する事に…
駅前のコンビニで夜食を買い、ちょっと落ち着いてから寝ることにする。
夜中の2時を過ぎた辺りで寒さでめが覚め、あわてて羽毛服を取り出し…Zzzzz
2012/10/13(土)
午前3:30
どこにこんなに登山客がいたのか、たった一人だった6番バス乗り場が十数分の間に
行列ができていた。
4:00甲府駅 -バス(\1380)- 5:15~5:40夜叉神登山口 - 6:30~6:40夜叉神峠
-7:35 杖立峠 - 9:00苺平 - 9:30~9:50南御室小屋 - 10:50砂払岳
- 13:10鳳凰小屋(テント泊)
甲府駅より約1時間で夜叉神登山口に到着。
ここで降りたのは自分を含めて数名、その他の乗客は広河原までの登山客。
さらにここから乗車する登山客もいて、結局バスは差し引きして乗客が増えていた。
公衆トイレの前に3台ほどの空きを残し、登山口の駐車場はすでに満車状態。
辺りはまだ薄暗いため、とりあえずヘッドライトを準備して出発!
しばらくすると、辺りは明るくなりいつの間にか朝日が差し込んでいた。
歩き出して1時間弱で夜叉神峠に到着
ここからは北岳など白根三山が向かい正面に見える。 素晴らしい眺めにテンションUP。
夜叉神峠から約3時間弱で南御室小屋に到着、小屋の裏手では紅葉が始まっていた。
今日はここで泊まるつもりでいたのだが、まだ午前10時前… 予定のコースタイムと実時間がかなり違う。
ここのテントサイトも一度は泊まっておきたい所であるが、いろいろと考えた末
今回はとりあえず我慢して鳳凰小屋まで行く事にした。
南御室小屋の裏手から薬師岳を目指すが、小屋の裏手はいきなりの心臓破りの上りで
ちょい手強い。
1時間ほど行くと”ガマの岩”に到着。北岳方面の視界がひらける。
このあたりから稜線に出が、稜線は海岸のように眩しいくらいの砂浜 白砂 のルートが続いている。
ここでランチタイム
メニューはライスヌードルどイワシソーセージ
この眺めのより稜線には名残惜しいが、
時間はまだ正午なので、
もう少し稜線を歩きたいのだがテント場の込み具合が気になる。
このあたりも紅葉が始まっており色鮮やかである。
小屋の前で紅葉を楽しみながら、とりあえずビールで癒される。
テント場には、まだ心配するほどのテントはなかった。
先週の3連休はテント場は50張りの満タン状態だったそうである。
テントを張りちょこっと横になりながらくつろいでいると いつの間にやら
お! 目が覚めた。 辺りは既に薄暗く午後の5:30を過ぎていた。
しまった。 明日の地蔵岳のルートの下見をするつもりだったのに
ま、いいか
これが明日の敗因となってしまうとは…
気を取り直し急いでディナーの用意にとりかかる。
と、言っても
メニューは手軽なレトルトの親子丼と野菜スープ。
長い昼寝の間に周りのテントはかなり混雑しており
気温もかなり下がっているためテントの中に引きこもり
夜を過ごす。
2012/10/14(日)
午前4:00起床
辺りはまだ暗いが、所々のテントは徐々に起きだしている。
朝食はコーンスープとカロリーメイト・ポテト味。
柔らかくなるまでふやかすと結構いける。
朝の忙しい時のお気に入りメニューです。
午前5:30前
地蔵岳へ向けて出発。
が、道がわからず。
一旦小屋まで引き返し、小屋で出発準備の方々に登り口を聞いて再スタート。
(忙しい時に親切に教えていただきありがとうございます。)
かなり時間を無駄にしてしまった。昨日の昼寝が悔やまれる。
小屋のすぐ裏手でルートから外れるとはなんとも情けない。
(岩に大きく矢印があるのに光を当てないと矢印が見えなかったのである。)
気を取り直しルートにもどる。(ここは早く切り分けないとね)
お~ オベリスクが見えてきた。
なんとかオベリスクの先端に登れないかとルートを探す。
先に取り付いていた岳人もいたが
ここは下から眺めるだけにしておくことに…
地蔵岳からは甲斐駒がすぐ目の前に見える。
午前7:30
地蔵岳直下には富士の砂走りのような斜面があるので上りは手強いが下りは早い。
約15分でテント場に戻り、テントを撤収し乾かしている間にコーヒータイムにしようと
EPIコンロに火をつけた所、なんと!
火力調整つまみの根本からFIREするではないか。
高校時代から30(+α)年間愛用していきた、相棒のEPIがついに…
長い間ごご苦労様でした。
結局コーヒータイムは中止となり、テントが乾くのを ボーと、眺めてました。
午前8:50
ようやくテントも乾いたので、青木鉱泉に向けて下山することに。
今日も快晴!
秋の渓谷を楽しみながらの下山となる。
しかし、バスの時間が気になり滝めぐりはサックリと済ましてしまった。
次回は是非ゆっくりと近くで眺めたい。
静かな林道をひたすら下る。
午前11:25
青木鉱泉に到着
バスの出発時刻は12:15。
どうやら一風呂浴びる時間があるようだ。青木鉱泉で帰りのバスチケット(\1700)と
入浴料(\1000)を支払う。
荷物は風呂場まで持って行けず外に放置。
風呂から出て正面を背にして歩いて左に曲がった所にバス停はある。
おつかれさまでした。
日頃は車で山へアプルーチするため、登山口に戻らなければならないが、電車でのんびりと登山を
楽しむのも良いものですね。
へばせば。
【おまけ】
なんだろう?怪しげな植物だぁ