山親父の気まぐれトレッキング

山親父の気まぐれトレッキング

気まぐれな山行の備忘録

奥多摩、石尾根縦走 2014/ 7/26 ~27

今年初登り! 
久しぶりに足慣らしと、連日の暑さから少しでも逃れられればと、
雲取山に出かけてみました。
 
2014/7/26(土)
8:20奥多摩駅(西東京臨時バス \610)  9:00 ~ 9:15鴨沢  9:30小袖駐車場 
- 11:51堂所  12:55 ~ 13:40七ツ石山小屋  14:15ブナ坂
 14:50ヘリポート  14:55奥多摩小屋  15:05小雲取山 
 16:00 ~ 16:15雲取山山頂  16:35雲取山荘(テント泊 \500)
 
早朝の電車に乗っても奥多摩駅に着くのはこの時間が精一杯。遠いのぉ~
前日入りして駅で野宿もありと思っていたが… 
昨晩も帰りが遅かったので少々寝不足ぎみ。
 
拝島からでJRホリデー快速おくたま91号 奥多摩行きに乗り換えたが
乗客の殆どが登山客だった。
ホリデー快速おくたま91号  豪華なイメージがあったけれど、
普通切符で乗車できる普通の車両でした。
 
奥多摩駅からは8:35発の鴨沢西行き(奥09)の予定だったが、
駅前は既にバスを待つ大勢の登山客で賑わっている状態。
駅に8:15頃に到着し、10分も待たずに臨時バスで出発できた。
 
鴨沢バス亭に到着。
イメージ 1
バス停前には倉作り風のトイレあり
 
バス停前には、”ゆっくり走ろう山梨県”の看板裏に十数台とめられるであろう
無料の駐車場があり数台の空きがあった。
トイレも目の前なので車でのアプローチには便利ですね。
イメージ 2イメージ 3
トイレ横の階段を上がり、裏路地をちょっと歩くと雲取山への標識あり
イメージ 4イメージ 5
バス停から20分くらい歩くと鴨沢権現平の空き地にある小袖乗越駐車場。
ここは結構広いがシーズン時はすぐに一杯になってしまうそうな。
 
イメージ 65
駐車場を過ぎると、すぐに林道に沿って登り始めるへの登山口に至る。
 
イメージ 62イメージ 63
イメージ 6イメージ 64
途中にある廃屋の横を通り、ずいずいと木漏れ日の中を登る。
写真は涼しげに見えるのだが、暑いとにかく熱い! しかも眠い!
 
イメージ 7
途中に水場が一箇所あり、仮眠を摂りつつ七つ石小屋に着いたのが
⇒ 午後の一時前。    かなりバテバテでのご到着。
 
小屋には沢水が引かれ、冷水が惜しげもなく流れている。(生き返るのぉ)
イメージ 8イメージ 9
ここで遅い昼食タイム。メニューは袋ラーメンでキャベツ煮。
 
イメージ 10
道を間違え七つ石山を巻いてしまい、ブナ坂に出てしまった。 ま!いいか。
 
イメージ 11イメージ 12
イメージ 13イメージ 14
少しガスが出てきた、ここからは広い尾根道となり晴れていれば
見晴らしも良いハズなのだが…
 
イメージ 15イメージ 16
ブナ坂から40分ほど歩くと、ヘリポートがあり奥多摩小屋に着く。
ここのテント場は広く快適そうだぁ。
小屋前の温度計と湿度計では、気温23度、湿度70%である。
気温は涼しげであるが、動いているので体感は+5度くらい高く、まぁ蒸し暑い。
 
イメージ 17
雲取山の登りも広く開けています。
 
イメージ 18
雲取山を超え、やっと雲取山の避難小屋が見えてきました。
 
イメージ 19イメージ 20
綺麗な避難小屋ですぐ裏にはトイレもありここを利用してのパーティも…
避難小屋がある側が山梨県雲取山
 
少し登ったところが、埼玉県と東京都の雲取山になっている。
イメージ 21イメージ 22
埼玉県の雲取山                                                          東京都の雲取山
 
ここから下り、すぐに雲取山荘に到着。
イメージ 23

10分程下ったところの開けた場所に雲取山荘はある。

イメージ 24
テント場は、かなりの賑わいで尾根筋の登山道沿いに細長くある。
時間も遅い到着のため少し下ったところに設営完了。
イメージ 25
小屋の前に戻り、
ビールを飲みながら夕食の準備。
本日のメニューは 
パスタの伊勢えびソースがけと玉子スープとワインを少々。
 
夕方になりまだ蒸し暑い空気であるり、暑さの他にも本日悩まされたのが虫!
ブヨ、小バエ、その他の羽虫。
ブナ坂付近から、顔の周りを ”ブ~ん  ぶ~ン ~ ブ~ん  ぶ~ン” 
                    まさしく、プーさんのハニーハント(by TDL) 状態 
 
夕食中もこんな状態が続くので我慢できずに早々とテントに撤退!!
場所にもよるが、この時期は虫除けとかゆみ止めは必携品ですな。
イメージ 26
テントの中まで着いてきた虫を退治し、
さて、飲みなおすかぁ~   
と、思いつつ…
                                                   Zzzzz…
夜中にうっすら寒くて目が覚め、あわてて寝袋にもぐり込む。
やっと、涼しくなってぐれだ~Zzzz
 
2014/7/27(日)
5:10雲取山荘 ー 5:35 ~ 5:50雲取山山頂  6:00 ~ 6:15小雲取山
 6:25奥多摩小屋  6:50ブナ坂   7:05 ~ 7:10七ツ石山 ~
 7:50日影名栗山 - 8:40 ~ 8:50鷹巣非難小屋 ~ 9:25水根山
 10:40六ツ石山分岐 - 12:15三ノ木戸山分岐 - 12:30石尾根登山口 
- 13:20 奥多摩駅

その後は午前4時まで爆睡である。
山に来ると睡眠時間が一杯取れるので嬉しいのぉ~
イメージ 27イメージ 28
テントの中で雑煮を作り朝食を済ませて撤収開始。
 
イメージ 29イメージ 30
雲取山荘前には清掃の行き届いた綺麗な公衆トイレ。
この中は土禁になっていてサンダルに履き替えねばならない。
”不心得者は百たたき”  の刑の様子で、尻たたき棒がぶら下がっていた。
イメージ 31
イメージ 32
昨日の下った坂を雲取山へ上り返すこと約15分。
イメージ 33
今日は雲一つ無い晴天。
景色も良くしばらく山頂でボーと、至福のひととき。
昨日とは打って変わって、今朝はまだ涼しく虫もいない。
イメージ 34
イメージ 35
イメージ 36
昨日見逃していた山梨県側の雲取山山頂ポイント
イメージ 37

避難小屋をあとにして、石尾根を目指す。

6:30頃に奥多摩小屋前を通過。
イメージ 38
イメージ 39
ブナ坂を過ぎ七つ石山に到着。
ここから石尾根経由で奥多摩駅まで下る予定。
まだ、朝の7:00というのに既に日差しがジリジリしてきた。
イメージ 40
イメージ 41
七つ石山を超えたあたりから、また”プーさんのハニーハント”が始まった!!
全く参った。
(家に戻って鏡を見ると、虫刺されで耳が1.5倍程に腫れあがっていた
  痛いし、痒いし…) 
イメージ 42イメージ 43
まだ、今日は殆ど人にあっていない。道は林の中の登山道である。
途中では、モグラや鹿に出くわし、さらに熊?らしき気配で携帯ラジオのスイッチ
をあわてて入れた。

イメージ 44イメージ 45
鷹ノ巣避難小屋も綺麗に手入れされてました。
 
イメージ 46
ここからは日差しも更に強くなり、また蒸し暑さがグングン上昇。
暑いし、のどが異常に乾くし、ここからは巻けるピークは全て巻いてやったぜぇ~
「年末にでも出直すかぁ…」な、のりで。
 
イメージ 47イメージ 48
水根山はうっかりすると見落としてしまいそうな草むらにあった。
石尾根はいくつかの登りはあるが、ほぼ緩やかな下りである。

イメージ 49
しかし、かなりバテてきた~。2Lの水もあとわずかに…
これだけあればと思い、ポリパックへは水を入れてこなかったのが悔しい (T。T)
 
イメージ 50イメージ 51
イメージ 52
イメージ 53イメージ 54
とにかく下り、やっと奥多摩駅側の登山口に到着。
この時、水は既に飲み干していた。
山を始めて35年ほど経つが、水を飲みきって歩いたのは初めてである。
とにかく、蒸し暑い山行でしたなぁ。

イメージ 55イメージ 61
ここから暫くは、舗装された林道を下り奥多摩駅を目指す。
 
イメージ 56イメージ 57

イメージ 58

奥多摩駅に続く橋に到着。

今年初の山行でもあり、足慣らしのつもりで来たが課題が出来てしまった。
ここは年末にでも出直す事に…  石尾根にリベンジである。
 
へばせば。
 
おまけ
駅から徒歩7~8分のところにある日帰り温泉”もえぎの湯”に寄り
汗を流して帰ることにした。
が、あとで聞いた話だが、この時期の温泉は気をつけたほうが良さそうだ。
長湯ができなかったよゥ。
 
イメージ 59イメージ 60
湯船に入る前は体を洗ってから入りましょう!!
まったく